褒め上手になるってどういうこと
私には3人の既にティーンエイジャーの娘1人と息子2人がいますが、
この子達が幼いときは、どんな小さなことでも出来たら褒めていた時期がありました。
きっとどの親も一緒かと思います。
そして成長するにつれてそのハードルが高くなって、
それはやって当たり前とさえ思うこともあります
でも実際は私も母の立場から、家族であっても
それは「お母さんがやって当たり前」
ご主人から見ても「奥さんがやって当たり前」と思われている、、
なんだか寂しく感じることがありました。
確かに当たり前のことかもしれないけど、、
とモヤモヤすことさえありました
子供達もそして私たち自身も褒められることってだんだん少なくなっている。
そんな事感じたことはありませんか。
大抵のお母さんがおそらく「ある、ある」と思っていると思いますが、、
褒めるって「大きなことを成した」から褒める、ではなく、
日頃の感謝から始めるのはどうかな
って思います。
家族から「お母さん、ありがとう」って言われたら、やってあげてよかったって思いますよね。
これって当たり前のようですが、現実なかなか言われていないことに気づかされます。
逆に親の立場から子供達にありがとうって1日に何度言っていますか。
もし「そう言えば、全然言っていなかったな」って感じましたら、
是非今日から1日に1度はありがとうって言ってみて下さい。
本当に不思議ですが、
今まで言われていなかったのが嘘のように子供達はありがとうって
素直にお母さんやお父さんにに言ってくれますよ。
人はありがとうって言われたいから、何かをしている訳ではありませんよね。
必要だと感じるからやっている事が多いかなと思います。
それが、掃除であれ、食事の洗濯、買い物そして仕事など数えだしたらキリがありません。
でも、お互いにありがとうって言いだした時に
家族のオーラが愛のオーラに包まれます。
笑顔も出ます。
ありがとうって人に言う時には自然と笑顔になりますからね。
私の体験でお話しさせていただくと、
息子たちはご飯を作っても、洗濯物を畳んでおいても
「ママありがとう」と必ず言ってくれます。
台所で何かを落とした時、
物音がすると「ママ、大丈夫?」と声をかけてくれます。
その言葉を聞くたびに、
「ありがとう、今これ落としちゃって!」
など自然にありがとうと言える環境になっています。
我が家では、週末の食器の後片付けは子供達がしてくれます。
そのため、私も毎回片付けの後には、「ありがとう。」と伝えます。
それをしてくれることにどれだけ助かっているか、
そういった想いを込めて伝えています。
私が平日食器の片付けをしていても
子供達は必ず「ありがとう」って言ってくれます。
そう言われると本当に心が和みます。
私は海外に住んで長いですが、家庭内では出来るだけ日本語を話し、
日本のご飯を作るようにしています。
そのため、子供達のソウルフードは日本食。
海外の文化に親しんでいますが、
やはり家の中の母親の影響は日本と同じく
お母さんから受けていることが多いので、
特に日本だから、海外だからと区別するつもりはありません。
日本に帰国すると日本人の礼儀正しさや、
謙虚さ、また接客の素晴らしさに嬉しく感じ、
毎回感謝してしまうほどです。
そして比較的、外に出ると感謝の言葉を発している方をお見かけします。
反面、家庭内において感謝の言葉を言い合っているのは意外にも少なく驚きました。
褒めるって何だろう、
最近子供達との会話が少ないなって感じている方がいましたら、
案外小さなことを見逃しているかもしれませんよ。
小さなことから感謝する、それを自分から始めてみる。
そんな事から始めてみてはいかがでしょうか。
見つけようって思った瞬間から色々な場面で感謝したいことが目についてきますよ。
では、今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。