采配は重要だと思うときに必然的に起きる!のテーマで何度かに分けて話をしたいとおもいます。
一弾目は交通事故での不思議体験
仕事、家事、育児での忙しい中、帰宅途中のバイクから転倒。
当時ベトナムにてスパを経営していました。
後ろから来たタクシーに8m程引きずられました。
まだ意識では余裕が!あっドラマみたい!
タクシーが停車すると同時に額から瞼に血が流れ落ちるのを感じました。
周りには人が集まってきました。さすがベトナム!
まさかのリバースで二重引き!
運転手が降りて周りにいた人と車に挟まれている私を見て何か話している。この現場はわずか数メートル離れたところに私の経営するスパがあり、周りの人はあのスパの日本人オーナーだとスタッフを呼びに行ってくれました。
数人で私を車から引き出そうと引っ張りますが何かに挟まり抜け出せない。
タクシー運転手は何を考えたのか車に再び乗りエンジンをかけたのです!!
ピーピーと鳴り響き、なんとバックしてきました。
私は胸が苦しくて声は全く出ないまま目の前のタイヤが動きだした。恐怖以上の何ものでもありません。
とっさに考えたのは3人の子供達の事。何としても生きなければ!!と必死に祈りました。タイヤは回転しお腹に乗る瞬間、私の身体がふわーっと何かに包まれました。私は何かに守られていると感じました。
そして車がわたしの胸を通過すると最初に感じたのは「車ってこんなに軽いの?」でした。
身体、顔は正視できない状態
スタッフに連れて行かれたのはローカル病院。
ローカル病院にも関わらず私に英語で話かけてくる、
何で?
偶然にも3ヶ月間イギリスから看護師のボランティアがきていたのです。
声がほぼ出ない状態でした。
胸が腫れているのか息をするのも苦しい。顔も腫れているのがわかるほど熱く感じました。
子供達は病院に駆けつけてくれましたが、私の変わり果てた顔、姿をみて4歳の末っ子は隠れてしまいました。
計算された奇跡
医者からは生きている事が奇跡だと言われました。しかも骨折も一つしていない。普段なら骨が砕けていてもおかしくない事故だとさえ言われました。
これは宇宙からの采配でした
事故まで起こさなければ私は休めなかった。
朝から晩まで働き詰めのまま、スパの研修のための準備をインドネシアに行き来しながらやりこなし、空いた時間には子供たちと遊び、家には夏休みで主人の家族3家族が泊まりにきていました。
今考えると死ぬ思いまでしても、「休みなさいという」、宇宙の采配でしかありませんね。
あれだけの事故にも関わらず
全て私が死に至らないようにスケジュール通りだったのです。
タクシーはセダンではなく7人乗りバンで車体が高かったこと。
病院では、言葉の通じる看護師、医者がイギリスから来ていた事。
事故の現場がスパの近くで私のバイクに積んでいたパソコンと従業員のお給料全額が盗まれずに済んだこと。
「守られている」と身をもって感じとれたこと。
身体は骨折が一切ない、
顔の腫れや肌が剥け、傷は深く周りからは跡が黒く残るかもしれないと言われました。
全細胞が団結して治癒することをとにかく祈り、ベトナムにいながら陽を浴びないように気をつけました。
その結果、跡が一切残らないまでに完治したのです。
考えてみたらこの体験を機に本当に再生した気がします。
健康、睡眠、生活改善、仕事と私
に関して、見つめ直すことができました。働き詰めで全てに完璧にやろう!とムチを打っていた私に宇宙は痛い休みを与えてくれたのです。
もっと早く気づけば痛い思いをしないで済んだことでしょう。(笑)